愛しき書物達をご紹介
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書 名 アンシアン・レジーム期の結婚生活
著 者 フランソワ・ルブラン 訳 藤田苑子 出版社 慶応義塾大学出版 発行年 2001年 教会の帳簿に残された一般庶民達の記録から、人口動態調査を行いアンシアン・レジーム期の家族の実態を明らかにした研究書。数字に裏付けられた、人々の生活が浮かび上がる。 PR
書 名 美食の歴史 知の再発見双書56
著 者 アントニー・ローリー 監修 池上 俊一 出版社 創元社 発行年 1996年 中世から現代まで、ヨーロッパの「食」は何が変わり、何が変わらなかったのか? 台所から一流レストランの厨房、様々なレシピ。読んでいるうちに涎が出そうな一冊。
書 名 王妃 マリー・アントワネット 地の再発見双書100
著 者 エヴリーヌ・ルヴェ 監修 塚本 哲也 訳 遠藤ゆかり 出版社 創元社 発行年 2001年 多くの肖像画が載せられている。特に興味をひいたのは、鋭い目をした晩年のフェルゼン伯の肖像画とルイ・シャルルの愛らしい肖像。
書 名 死の歴史 知の再発見双書63
著 者 ミッシェル・ヴォヴェル 監修 池上 俊一 出版社 創元社 発行年 1996年 生物である限り免れ得ない「死」。時代により、場所により、死はさまざまに捉えられてきた。ヨーロッパの中世から現代に至る「死」に対する考え方や、儀礼などを知ることができる。なかなか面白い一冊。さすがに扱っている題材が題材なので、図版はちょっとグロいけれど、中にはユーモラスな死神などもいて、笑えるところもある。「死」や「排泄」といった人が隠したがることに、妙に興味があるのはなぜだろう?
書 名 本の歴史 知の再発見双書80
著 者 ブリュノ・ブラッセル 監修 荒俣 宏 出版社 創元社 発行年 1998年 活字フェチを自認するDNAなのだから、愛する本の歴史も知っておくべきだろうと思い購入。印刷術が発明される前にも本が存在していたわけだが、非常なる苦労の上に生み出されたものであることに驚きを感じる。 印刷術によって世界が狭くなって行く過程を追体験できる。このシリーズはそれにしても、図版が面白い。
書 名 ルーブル美術館の歴史 知の再発見双書115
著 者 ジュヌヴィエーヴ・ブレスク 監修 高階秀爾 訳 遠藤ゆかり 出版社 創元社 発行年 2004年 知の再発見双書は好きなシリーズのひとつ。とにかくカラー図版が豊富なところがいい。巻末にINDXがあり、図版の出典なども分かるようになっている。ルーブル美術館がいかにして今の姿になっていったのか、非常に面白く分かりやすく書かれている。
書 名 新古典主義
著 者 ヒュー・オナー 訳白井秀和 出版社 中央公論美術出版 発行年 1996年 原著は1968年イギリスで出版されたもの。新古典主義についての定本となっているものだそうだ。読み物として面白いわけではないが、確かに新古典主義の流れを的確に示してくれていると思う。
書 名 近代フランスの歴史 国民国家形成の彼方に
著 者 谷川 稔 渡辺和行 他 出版社 ミネルヴァ書房 発行年 2006年 近代フランスの国家形成にはらむ諸問題について多角的に捉えた一冊。特に第8章 女・男・子どもの関係史 に惹かれて購入。
書 名 子供とカップルの美術史 中世から18世紀へ
著 者 森 洋子 出版社 日本放送出版協会 NHKブックス(951) 発行年 2002年 子供やカップルが歴史的にどのように表現されてきたかをたくさんの図像資料を駆使して展望した好著です。後半の「不釣合いのカップルの図像学」は苦笑いを誘う。
書 名 フランス革命史 上・下
著 者 ジュール・ミシュレ 訳 桑原武夫・多田道太郎・樋口謹一 出版社 中公文庫 発行年 2006年 著者ミシュレは1798年パリ生まれ。父親はパリで印刷工として革命のその時代を生きていた。ミシュレは幼い頃から神童として困窮のなか家族の期待と夢を一身に背負い学業に励む。貧しい生まれの彼は、国家の歴史ではなく、生きたフランス人民の歴史を編纂することをライフワークとした。根底には革命の時代に生きた父親の熱い魂があったかもしれない。 とにかく熱い!いかにフランス人民がこの時代を生き抜いてきたのか、権力とはいかなるものか、人間とはいかなるものか、胸に迫る名著である。 |
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