愛しき書物達をご紹介
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書 名 武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新
著 者 磯田道史 出版社 新潮社 新潮新書005 発行年 2003年 私は、人と人、人と物がめぐりあうということは、何か運命めいたものがあると思っている。著者と「金沢藩士猪山家文書」との出会いは、まさに運命の出会いとしか言えない。偶然送られてきた古文書販売目録の中に著者は大変な宝を発見する。著者がこれを宝だと直感できたのは、この古文書めぐり合うべき人間だったからに違いない。タイムカプセルと言うにはあまりに粗末なみかん箱に入った古文書を、著者は情熱を持って読み解き、天保年間から明治半ばまでの37年間に渡る「猪山家」の生々しい生活を私たちの前に提示してくれた。 長い時を隔てているにもかかわらず、家族の抱える問題というのは大して変わっていないのだという妙な親近感と、幕末という激動の時代を生きた家族の必死な姿に励まされる。 PR |
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